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カブスカウトのやくそく
ぼく(わたし)はまじめにしっかりやります
ぼく(わたし)はカブ隊のさだめを守ります

 やくそくは入隊式のときにスカウトに誓わせるものです。ふざけることが好きなカブの年齢にとってまじめにやることは容易ではありません。このことを守ることで、カブスカウトになった子どもは、まじめにやる時とふざけていいときの使い分けをすることが出来るようになるでしょう。
 しっかりやるというのは何事も途中で投げ出さずにやるということです。やはりこの年齢の子どもにとって途中で投げ出さずにやりとげることは容易ではありません。だからこそこのやくそくがあり、そしてこのやくそくが価値あるものとなるのです。
 さだめについてはこれから述べますが、カブの年齢にとって容易ではない事柄がたくさん含まれています。このさだめを実践することでスカウトは日々進歩し、また実践に失敗した時のリーダーの対応によって再び進歩の道筋に乗るのです。


カブスカウトのさだめ
1.カブスカウトは、すなおであります
2.カブスカウトは、自分のことを自分でします
3.カブスカウトは、たがいに助けあいます
4.カブスカウトは、おさないものをいたわります
5.カブスカウトは、すすんでよいことをします

1.カブスカウトは、すなおであります

 すなおであることは年長者の言うことに耳を傾けしっかり聞く事です。このことが出来て初めて、スカウトは学び、そして実践することが可能になります。すなおに子どもが言うことを聞くためには、大人の側にも自覚が要ります。子どもがすなおに聞けるような正しい内容、そして価値ある内容を話しに盛り込まなければなりません。大人の側にそれができずしてこどもがすなおになることは、逆に危険なことです。子どもを危険に巻き込まないためにも、大人はスカウトにとって価値ある、そして正しいことを言うことが出来るよう心がけなければなりません。そうすれば、スカウトたちも自然とすなおになるでしょう。
 
2.カブスカウトは、自分のことを自分でします

自分のことを自分でするためには、年長者のしていることを見る必要があります。赤ん坊ははじめは何も出来ません。カブスカウトにしてもある側面においては同じことが言えます。自分のことが自分で出来るよう、大人がサポートし、よりたくさん自分のことを自分で出来るようにうまく指導する必要があります。子どもは、出来ることが増えるほど、活動に幅ができ、より完成された人格へと向けて着実に歩んでいくのです。
 
3.カブスカウトは、たがいに助けあいます

 たがいに助け合うことは大人にとっても大変なことです。まして、カブスカウトの年齢にとって助け合うことは、学びの連続です。そして、学ぶことによって、助けることが出来るようになるのです。しかし忘れてはなりません。いつも助けられてばかりのスカウトは、自分で何もしなくなってしまいます。自分のことは自分でしながら、出来ないことを互いに助け合うことで、相互に補い合い、よりたくさんの出来ることが増えていくのです。それは大人にしても、リーダーにしても同じことです。得手、不得手を正しくわきまえ、相互に補い合うことでプログラムがうまく機能し、スカウトも健全に成長するのです。
 
4.カブスカウトは、おさないものをいたわります

おさないものをいたわることは、自分が年長者からいたわられるための基本となるものであり、欠くことのできない実践課題です。おさないもの、弱いものをいたわれないものは、だれからも大切にされないでしょう。人は、愛される人になるべきなのではなく、愛せる人になるべきなのです。おさないものをいたわるとは、とりもなおさず愛せる人になることです。リーダーや大人は、そのことを十分にわきまえ、スカウトを愛さなければなりません。スカウトを愛することで、スカウトとの間に信頼関係が生まれ、よりよいカブ隊への道筋が出来上がるのです。
 
5.カブスカウトは、すすんでよいことをします

 すすんでよいことをするのは、いうはやすし行なうは難しです。良いことは、人によっても年齢によってもまったくことなります。ある人にとっては、良くないことが、別の角度から見ればいいものである場合もあります。良いことをする指針があります。それは、より広い範囲に良い結果をもたらすような何かをするということです。そして重要なのは、自分にとって、害あることはしないということです。しかし、そうはいっても、やはりよいことということは、非常に混沌としていて、難しいというのが、私の実感であり、大多数の人々にとっても実感ではないでしょうか。しかしながら、世の中で、一般にこれをするのは良いことだと認められている事柄は、たくさんあります。そのようなことを実行していれば、スカウトにっては間違いないでしょう。


カブスカウトのモットー

いつも元気

いつも元気でいるスカウトは、良いスカウト活動を約束されたも同然です。人間には、元気のバロメーターとなるものがいくつかあり、それらが良い数値を示していれば、スカウトは元気に活動できるでしょう。バロメーターは、食事がしっかり取れていること、便通がちゃんとあること、笑顔がたえないこと、に集約されます。どれか一つでもかけると、スカウトは元気がなくなり、活動に支障が出ます。リーダーや保護者、大人は、スカウトのこのようなことに気をつけながら、活動の際は、見守らなければなりません。

カブスカウトのスローガン

日日の善行

さだめにもあったように、良いことをするのは意外と大変なことです。それが日日するともなれば、スカウトにとっては至難の業だといえるでしょう。しかし逆の立場から見ると、スカウトたちが日日元気に生きていて、活動に参加しているだけでも、リーダーや大人に取っては、善行なのです。スカウトたちにそのことを教える必要は無いかもしれませんが、スカウトたちが自覚できるような善行を行うことを、指導する必要はあるかもしれません。リーダーや大人が良いことを示し、スカウトにとってそれが良いことにうつれば、スカウトたちは自然と良いことを行うようになります。

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